カラコン購入時のチェックポイント
カラコンは直接、目の中に入れるものですから、購入時、重要な項目のチェックを忘れないようにしましょう。
レンズの厚さ
先ず、レンズのデザインや厚さです。
これによって酸素通過率が異なる為、角膜の酸素不足を防止する上で大変、重要なポイントです。
酸素不足に陥り易い、酸素通過率の低いレンズの使用は、角膜血管新生の発症に繋がり兼ねない為、注意が必要です。
中心厚が薄いレンズですと、酸素通過率も高く安全、安心して装着出来ます。
BC（ベースカーブ）
次はBC（ベースカーブ）と呼ばれる眼の度合いですが、購入前に眼科で測定して貰いましょう。
自分のBCに合致したレンズの選択は必要不可欠です。
合わないレンズですと、角膜の上皮が剥がれたり、傷が付いたりして、角膜上皮障害を起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。
含水率
最後はカラコンに含まれる水分の割合、含水率です。
水分を含有する素材でカラコンは作られており、レンズに含まれる水分を通して、角膜に酸素が補給される仕組みです。
ドライアイ、眼が乾き易い人は低含レンズを選ぶ事で、長時間の装着でも眼が疲れないと言うメリットがあります。
いずれにしましても、レンズのデザインや、汚れの付着し難いもの、又、装着した感じなどを総合的に判断して、後悔しないレンズの購入を心掛けて下さい。